Beauty
『CO2レーザー』について
CO2レーザー (炭酸ガスレーザー)とは、10,500nmのレーザー照射により、皮膚を蒸散し、ほくろやいぼ(顔、首、体)を取り除く医療用レーザーです。
レーザー照射の際は、多少痛みを伴います。ご希望の方は、麻酔のテープを貼ったり、局所麻酔の注射を行った上で照射します。
レーザー照射の後は、抗生剤入りの軟膏をぬって、ガーゼ保護を約1週間行うと、自然に皮膚がはります。
レーザー照射は一種のやけどですから、レーザー後、やけど後のような赤みと茶褐色斑(これをレーザー後色素沈着と言います。)が生じますが、2~3ヶ月すれば薄くなります。
日焼け止めをぬって、紫外線から皮膚を守り、美白剤(ハイドロキノンクリーム)をぬると、より早く色素沈着の改善につながります。
治療の流れ
- 1診察の上、適応があるかを判断の上、レーザー予約を入れます。
- 2レーザー照射当日、麻酔のテープを貼る方は、照射の1時間前に照射部位にテープを貼ります。
- 3局所麻酔の注射の方は、当日、照射直前に局所麻酔の注射をします。
- 4レーザー照射後は抗生剤入り軟膏を塗布し、ガーゼ保護をして帰宅していただきます。
当日は、洗顔はしません。
- 5翌朝、ガーゼを剥がし、こすらないように、軽く洗顔し、照射部位に、抗生剤入り軟膏を塗布し、ガーゼ保護します。
これを約1週間続けます。
レーザー照射以外の所はお化粧が可能です。
- 6約1週間後、診察を受けていただき、レーザー照射後の状態をチェックします。
皮膚が問題なく上皮化していれば、ガーゼ保護は終了です。
日焼け止めクリームをぬって、お化粧も可能になります。
- 7約1ヶ月後、状態のチェックをさせていただきます。