京丹後の耳鼻咽喉科・皮膚科・美容皮膚科『のぶはらクリニック』です。耳鼻咽喉科医、皮膚科医が連携、診療し小さなお子様からあらゆる年齢の方まで地域の皆様をサポートいたします。皮膚のトラブル、耳、鼻、のどに関する症状でお困りの際はご相談ください。
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しみ

Beauty

『しみ』について

一般的にしみと呼ばれているものには様々な疾患が含まれています。
疾患によって原因や病態は違うので、治療法や対処の仕方は異なります。

肝斑

紫外線が最も多く当たる前額、頬骨部、口囲に左右対称に生じる境界明瞭な褐色の色素班です。 原因は様々な要因で生じる反応性の色素沈着と考えられます。 要因としては、紫外線暴露、女性ホルモン、スキンケアの際の摩擦によりメラニンを作るメラノサイトが活性化されるためと考えられています。 妊娠や経口避妊薬によっても悪化したりします。 60歳をすぎると自然治癒に向かうことが多いですが、治療しないままで、くすみのように残る場合もあります。

治療

1トラネキサム酸の内服
2ビタミンCやトラネキサム酸のイオン導入
3美白剤の塗り薬
4トーニング
  • トラネキサム酸の内服で約2〜3ヶ月で改善します。しかし、内服を中止すると再燃します。
  • トラネキサム酸の内服を継続しながら、低出力の照射エネルギーで顔全体を照射し、徐々にメラニンを表皮外に排出する方法をとります。
  • 通常は照射直後にわずかに紅斑を認めるだけで、しばらくすると消失しますので、当日からお化粧も可能です。
  • 翌日も紅斑が残る場合はステロイドを外用します。
  • トーニングは『QスイッチNd:YAGレーザー(StarWalker®)』を使用します。
  • 最初は月に1回ずつ照射し、通常、3回目以降に効果が実感できます。ただ、肝斑自体の疾患の性格上、薄くしていくことは可能ですが、治ってしまい、二度と出なくすることは出来ません。
  • 治療とスキンケアを継続し、薄く保っていく必要があります。

『QスイッチNd:YAGレーザー(StarWalker®)』の特長

均一な照射で効率的な治療が可能です

QスイッチNd:YAGレーザー(StarWalker®) 画像治療効率を高める独自技術の理想的なビームプロファイルで、より精度の高いエネルギー密度の均等化(トップハット・ビーム)を実現します。
その技術により、照射ムラの少ない効率的な治療が可能です。

下記を実現することで効果的で確実な肝斑治療を可能にしました
  • ・フラットな創面の形成
  • ・良好な創傷治癒
  • ・色素沈着や色素脱失
  • ・瘢痕などのダメージの軽減
炎症を起させない程度のレーザー照射

肝斑は擦りすぎなどの慢性刺激の作用で炎症が継続し、その結果メラニンを作り出す『炎症性の色素沈着』を起している状態といわれています。
炎症を起させない程度の弱いパワーでレーザー照射し、肌内で滞留しているメラニン(シミの原因)を少しずつ破壊していくことで安全で確実な肝斑治療を実現します。

そばかす(雀卵斑)

両頰から鼻背にかけて見られる5mmまでの淡い褐色の色素斑です。子供の頃から出現し、思春期に目立つようになります。
日本人では色白の人によく見られる遺伝性の疾患です。メラニンの産生が亢進しているためにおこります。

治療

1ビタミンCのイオン導入
2美白剤の塗り薬
3レーザー照射

日光性黒子(老人性色素斑)

一般的に「老人性のしみ」と呼ばれているものです。長年の日光暴露により皮膚を構成するケラチノサイトが光により老化をおこし、同時にメラニンの産生が増加することにより生じます。
60歳以上の人であれば、大概の人に1個以上はあります。境界明瞭な褐色あるいは黒褐色の隆起のないもので、大きいものからそばかすくらいの小さなものまであります。
このしみ上にもりあがったものが老人性のいぼ(脂漏性角化症)と言われるものです。

治療

1外用療法(トレチノイン療法)
2ビタミンCのイオン導入
3レーザー照射
  • 角質剥離作用のあるトレチノイン酸クリームと美白作用を有すハイドロキノンクリームを塗布することで薄くします。
    どちらの薬も紅斑、かゆみ、表皮剥離が起こることがありますが、休みながら継続します。
    紅斑、かゆみがひどい場合は診察が必要です。
  • 『QスイッチNd:YAGレーザー(StarWalker®)』を照射します。照射後、かさぶたができ、約1週間後に剥離し、しみが薄くなりますが、色素沈着を起こすことがありますので、美白剤を外用します。
    また、色素沈着が起こらないように、弱い光を定期的に照射し、すこしづつ薄くしていく光治療を行う場合もあります。患者様の黒子の状態やライフスタイルでどちらが有効か選択します。

炎症後の色素沈着

かぶれやニキビ、アトピー性皮膚炎、やけど、日焼け、外傷などの炎症がおこった後に残った茶褐色斑を炎症後の色素沈着と言います。
炎症がおこったために、皮膚の深い所の真皮にメラニンが増えてしまったためにおこります。

治療

まずは、炎症をおこす原因を除去し、治療する必要があります。
かぶれの場合は、原因となる製品の使用を中止し、ステロイドの塗り薬で早期に炎症を引かせます。
アトピー性皮膚炎にしても、ニキビにしても、早期に医師にみてもらい治療を開始することによって、色素沈着を出来るだけ起こさないようにした方がいいでしょう。
ひどくなればなるほど、その後の色素沈着が濃くなります。一旦出来てしまったものは、自然に軽快していきます。

1炎症をおこす原因を除去し、治療
2美白剤の外用
3ビタミンCのイオン導入
のぶはらクリニック外観
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